額装実例集

 書を特注の隅丸額に入れました。高級感のある隅丸額の黒色が美しく作品を際立たせます。作品を裏打ちし、バックボードの全面いっぱいに作品を張り込みました。
　書は布地の上に張りこんで額装するのが一般的です。布地とフレームのコーディネート、布地部分の余白が額装全体の雰囲気を高めます。こちらの額装では、あえて作品の周りに直接フレームが付く仕様にしました。
　なぜこのシンプルな仕様を選択したのか、その一番の理由は作品の大きさです。700×1650もの大きさの作品に、さらに布地部分の余白をとると額縁が大きくなりすぎます。価格も跳ね上がりますし、飾る場所の心配もしなくてはなりません。