スカーフは一つとして同じ品物はありません。額縁も、スカーフに合わせてオーダー製作する必要があります。額縁のタカハシの独自技術を駆使し、一生のインテリアに仕上げます。
スカーフ額のご注文は専用のページから承っております。こちらから注文ページをご確認ください。注文ページでお手元のスカーフの画像をアップすると、フレームごとの完成イメージがご覧いただけます。
選択可能なフレームは、圧巻の数百種類以上!ご希望に適う額縁を存分にお選びください。フレームを選んだら、そのまま決済手続きが可能です。
お届け先や支払方法を入力し、注文を完了してください。
スカーフの額装には[裏打ち作業]が必須です。お手元のスカーフを弊社宛にお送りください。スカーフをビニールに入れ、封筒や小箱で荷造りします。しわや折り目は裏打作業で伸ばすので問題ありませんが、(ただし、強い折り目は伸ばしても跡になる場合があります。)スカーフの傷や汚れをよくご確認ください。
額装すると、見え難かった汚れが目立ちます。使用済み、もしくは年月を経たスカーフは、事前のクリーニングを強くお奨めいたします。
スカーフが到着しましたら、お届け予定日をお知らせし、張り込みや額縁の製作といった作業に掛かります。
およそ2週間の製作期間を経て、額縁が完成!万全の梱包でお送りします。楽しみにお待ちください。予想以上の出来栄えにご満足いただけることでしょう。
額縁の裏には吊紐が付属します。壁面の金具は付属しませんので、別途ご用意ください。次項で、スカーフ額の飾り方をご説明しています。
標準サイズのスカーフはおよそ90cmの正方形。スカーフを入れた額縁は、1m弱の大きさになります。1mと聞くと大きさにしり込みしてしまいそうですが大丈夫。
安全に見栄え良く、スカーフ額を飾りましょう。
スカーフが90cm程度の標準サイズの場合、スカーフ額の総重量は5-6kg程度になります。スカーフ額の表面カバーは軽さに優れるアクリルですし、飾るのに苦慮する重さにはなりません。
スカーフ額はお部屋の主役です。お客様が最も飾りたい場所に飾りましょう。後述の「Jフック」なら、壁面の下地も必要ありません。
壁面に額吊フックを設置して、額縁裏面の紐を掛けます。額縁の背面に、紐もフックも隠せばすっきりと飾れます。フックを2箇所にして、安定性を高めるのがポイント。
額縁の裏面には、紐を取り付けた状態でお届けします。壁面の金具は付属しませんので、別途ご用意ください。お奨めは、現代住宅のほとんどに使える「Jフック」。スカーフ額と一緒に、金具類の購入もご検討ください。
壁面に石膏クギ・Jフックを設置して、スカーフ額を掛けましょう。
石膏ボードの壁面なら、傷も少なく簡単に掛けられます。
しわ伸ばし・張り込みを経たスカーフを、大きさぴったりの額縁に飾るスタイル。スカーフの飾り方として、最もオーソドックスな形です。後述の額装方法に比べ、安価でコンパクトに飾れます。
このスタイルの額縁は、こちらからご注文が可能です。当店の誇る数百種のフレームからお選びください。お手元のスカーフ画像をアップすれば、仕上がりイメージもご覧いただけます。
フレームの内側に、[マット]を組み合わせるスタイル。マットによるカラーコーディネートが楽しめる他、フレームとスカーフの間に位置するマットが、額装に広がりと調和をプラスします。
額装方法としては非常にオーソドックスですが、標準マットの最大が785×1088ミリということもあり、スカーフの額装にはあまり採用されません。70cm程度までのスカーフにおすすめです。
ベニヤ布張りの特製マットを組み合わせた額装です。布張りの端先にはゴールドやシルバーの縁飾りが輝き、存在感のあるゴージャスな仕上がりになります。
90cmのスカーフに対応できる紙マットは白系のみですが、布張り特製マットなら大きさの制限はありません。お好みの布地とのコーディネートを楽しめます。
スカーフの四隅を引っ張って飾るスタイル。内部に40ミリほどの深さを設けた額縁を用意し、エルメスのハンギングシステムを内部に設置します。別途ハンギングシステムをご用意ください。
四隅を引っ張るだけの固定方法になります。ハンギングシステムはマグネット+ゴム式なので、挟む位置をずらして引っ張り強度を調整します。そのままのスカーフなので、飾り換えや再利用も可能です。
スカーフの周囲をマグネットピンで固定。マグネット式だから飾り換えももちろん可能!深さを控えめにしたスタイリッシュな立体額で、スカーフの素材感をそのまま楽しめます。
スカーフをお預かりする必要が無いのもメリットです。「マグネット式スカーフ額」の詳細はこちらからご覧ください。
「基本形」「マグネット式」以外のスカーフ額は、お見積りでの対応となります。
こちらからお気軽にお問い合わせください。
当店の誇る「日本一の額装実例集」では、スカーフの額装例を200例以上公開しております。
セット工賃込みの総額を記載しているのでご参照ください。(製作当時と現在で価格に差異がある場合があります。) 合成の画像ではないリアルな画像がご覧になれます。
お手元のスカーフ、お部屋にどんな額縁が合いそうか、お好みの額装例や気になるフレームを見つけましょう。豊富な額装例でイメージを膨らませてください。日々更新される額装例は、その件数を増やし続けています。
スカーフ額装のポイントは、なんといっても『裏打ち』の作業です。スカーフの繊細な描写を損なわずに、薄手の布地をいかにして伸ばして固定するか。
当社は全国から依頼される額装経験の基、日々その技術を強化、新手法の模索をしております。
当店は、最もスカーフに適しているであろう手法を確立し、お客様の好評を得られました。
裏打ちとは、品物を伸ばして紙やボードに貼り付け、鑑賞価値・耐久性を高めることです。一般的なのは書道の作品などに行う裏打ちですが、スカーフの額装にも裏打ちは必須といえます。
スカーフは生地も薄く、ただ挟むだけでは額縁にセットできません。裏打ちをしないと、必ずずり落ちや皺に悩まされます。額縁のみをご用意しても、満足のいく結果にはならないのです。
他社が提案するスカーフの額装方法には、『両面テープ』、『ホチキス・糸で固定する』、『スカーフを挟んで圧迫して額装する』などありますが、どれもしわ・たるみが生じて美しさに劣り、ずり落ちや長期間での劣化が起こりえます。
当社が考案した手法では、こういった問題は起こりません。安心して大切なスカーフをお任せください。
当社によるスカーフの額装品は、
①スカーフのしわが伸びて美しく固定される
②専門店が作る、額縁の高い品質
③長期間美しさを保つ ことをお約束いたします。
お手元のスカーフでお部屋を飾ってみてはいかがでしょうか。
当店のスカーフ額縁は、額装品としての完成度を最重視しております。
額縁からスカーフを外し、スカーフとしてお使いいただくことはできません。
スカーフはインテリアとして生まれ変わり、末永くお楽しみいただけます。
当店はスカーフの額装技術で全国一を自負しておりますが、スカーフという繊細な素材を扱う以上、避けて通れない問題があります。ご理解のうえ、額装をご用命いただけますようお願いいたします。
スカーフを張り込んで伸ばしても、まるで皺のような縞模様が見えることがあります。この縞模様はシルク地の光沢の違いが原因。スカーフを縛ったりしたときにできた、微妙な布地の変化がもたらす現象です。
またスカーフ周囲のかがり縫いが影響して、同じような縞模様を作ることもあります。この縞模様(シルクの光沢の違い)は修正できません。
スカーフは四角に畳まれているのが一般的ですが、折り目部分にアイロン掛けしたような、非常に折り目の強いものがあります。
張り込みの段階でしわや折り目は伸ばしますが、強く付いた折り目、長年にわたって付いていた折り目は、張り込んで伸ばしても残る場合があります。張り込まれて平坦になっても、生地のゆがみや色合いの変化が目に付いてしまうのです。
スカーフを端から端まで全て見せることはできません。これは額縁の構造上避けようがないので、例えば周囲にアクセントのラインがあっても、ラインを見せる額装にすることは不可能です。端にまで及ぶ絵柄も、隠れて切れてしまいます。
ちなみにスカーフ周囲のかがり縫いは、裏打ちにあたって解く場合があります。スカーフとしては再度お使いいただけません。
スカーフの絵柄を作るシルクの糸が、皺伸ばしの際に攣られる可能性があります。周囲に施されたかがり縫いの時点で、潜在的に攣りが生じている場合があり、攣りを完璧に予見することができません。
仕上がりに大きく影響することはまれですが、攣られた糸を元に戻すことはできません。
当店は年間数百のスカーフ額を製作し、全国のお客様にご好評をいただいておりますが、同時にその難しさも深く認識しております。
スカーフの繊細な生地を扱う以上、アクシデントが起こる可能性もゼロではありません。
万が一、スカーフに致命的なダメージが生じた場合、現状維持で最善の額装作業を行った後、当該額縁代金をもってお詫びとさせていただきます。