額装実例集

 特大の墨彩画をオーダーで額に入れました。 作品が大きいため、フレームは金属製の丈夫な仮縁を使用しています。
　こちらの額装形態は書や水墨画には一般的なもの。マットを窓抜きせずに、布地貼りしたパネルに作品を張りこむ方式です。作品の回りには覆輪と呼ばれる細い紙を貼り付けて、額装にメリハリをつけます。当店では湿式裏打ちや張り込みなど、表具関係の仕事も自社工房で対応しています。
　マットを付ける額装方法に比べると一長一短がありますが、こちらの額装例ではマットを付ける選択肢はありませんでした。大きすぎて紙のマットが用意できないからです。