額装実例集

 「妖怪花あそび」はゲゲゲの鬼太郎でお馴染み、水木しげる先生の妖怪をデザインした花札です。花札として遊べるほか、「妖怪花あわせ」「妖怪大戦争」など、オリジナルゲームも楽しめるそうです。
　妖怪花あそびの第一弾と第二弾の計98枚の花札を、それぞれ額縁にセットしました。特別札の一枚を左右対称に配置したので、横並びに飾れるのがポイントです。第一弾と第二弾があれば、どちらも飾りたくなるのは避けられません。横並びにした98枚の妖怪はさぞ壮観なことでしょう。
　こういった小さなカード等をたくさん飾る場合、マットの複数窓抜きが欠かせません。理論上はカードを突き合わせにして並べたり、背景マットの上に等間隔に配置していくこともできますが、現実的には非常に困難です。突き合わせ部分が乱れたり、少しのカードのずれがとても目立ってしまいます。マットカッターで正確に行われた窓抜きに、一つ一つのカードをセットしていくと間違いがありません。
　マットの最大寸が影響して98枚を1つの額縁に飾るのは困難です。同じ仕様の額縁なので、2つに分けても違和感なく仕上げることができました。