額装実例集

 匠和額の「妙高」で、A3サイズの感謝状とメダルを飾る額縁をお作りしました。リボンのないシンプルなメダルですが、賞状の大きさが比較的コンパクトなため、バランスよくまとまった額装に仕上がっています。賞状サイズが大きくなると、メダルの上下の余白に違和感を感じるかもしれません。
　妙高はアルダー材をメグワ色に塗装した隅丸和額。後仕上げで削られたコーナーの丸みが優しい印象を与えます。フレーム幅も細身なので、重苦しさがなくすっきりした仕上がりになります。こちらの額装では、無地の鶯色の布地を合わせました。表彰状の和額ではどんす柄の布地を合わせることが多いですが、無地の布の組み合わせも控えめで上品な仕上がりになります。
　感謝状とセットになる「広布使者の像」が描かれたメダルには、リボンなどが付属していません。メダルの単品で紺地の土台にはめ込まれています。土台がぴったりはまる小窓を設けて、土台ごと額縁に飾りました。土台が無い場合、もしくは土台の色を変えたい場合などは、土台部分も製作が可能です。もともと付属する土台を使いたい、土台を変えたい、柔軟に対応できますのでご相談ください。