額装実例集

 参考価格は額縁1点あたりの価格になります。
　第46回東京2歳優駿牝馬のレースの優勝肩掛けと優勝綱の額装です。優勝馬の首から肩に掛ける肩掛けは、2枚重ねにして縫い付けることが多いのですが、今回は2枚に切り分けて二つの額縁に飾りました。ちょうど優勝手綱も2本あるので、同じ出来栄えの二つの額縁の完成です。裏表になった肩掛けなので、中央あたりに付いた首前で縛る紐が左右対称になりました。
　切り分けた肩掛けにはほとんど厚みはありませんが、手綱は意外と厚みがあります。こちらの額装でも、額縁の内部深さを60ミリ確保しました。手綱も肩掛けも、縫い付けを主として額縁に固定しています。布地を平坦に縫い付けるのは職人技。ただ単に引っ張って縫えば良いというものではありません。布地の癖を読み取りながら、自然さとピシッとした平坦さを両立しなくてはなりません。
　最近は、競馬関連の額装依頼が増えています。記念の品物がありましたら、是非当店にご相談ください。