畳一畳サイズ(900×1800ミリ)のキャンバス画布、黒を基調とした非常に細身のフレームで額装しました。
木調のラッピング加工が施された、薄いアルミ板が周りを囲むような構造のフレームです。作品の周囲を囲う立ち上がり部分の厚さは1ミリほど。全体サイズとしては、作品をそのまま飾るパネル仕立てとほとんど変わりませんが、メリハリのある仕上がりになりました。特にこちらの作品の場合、パネルの側面が背景の延長の白地になっているため、周囲が黒の木目で覆われる意味は強いと思います。
あえて額縁に入れず、作品を剥き出しで手軽に飾れるウォールアートですが、素っ気なく感じてしまう場合もあることでしょう。もちろん、保存性の意味も含めてしっかり額縁に飾るのもおすすめですが、作品そのままの「パネル仕立て」と「額装」の中間案として、「作品は剥き出しだけど周囲を囲う」パターンもあります。
「仮縁」と呼ばれる額縁で、いくつかの種類がありますのでご覧ください。こちらの額装例に類似の額縁を販売しております。こちらからご覧ください。