額装実例集

 長方形の土台に植えられた、造花の寄せ植えの額装です。額縁の背面に土台がはまる穴を開け、適当な深さまで土台を押し込んでから、L字金具でネジ止めして固定しました。造花の立体感を損なわないよう、深さに余裕のある額縁が必要になりますが、額縁の構造やセット方法自体はシンプルです。
　造花やプリザーブドフラワーを額装するメリットは、なんといっても埃からガードされること。繊細なお花の中に紛れ込んだ埃は非常に除去しずらく、場合によってはお花を傷めてしまうかもしれません。埃が付くことがなくなると、直接的にお花の保存性の向上に繋がります。
　近頃の額縁はほとんどがアクリルの表面カバー付きなので、紫外線カット効果にも期待できます。色褪せを全くなくすことは出来なくとも、室内紫外線のほとんどをカットするアクリルなら、製作当時の姿がより長く楽しめることは間違いありません。