額装実例集

 草間彌生さんの絵画作品、「YELLOW TREES」をモチーフにしたスケートボードの3点セット。いぶし金のフレームに、スエード調の赤の布貼りを施したボックス額に飾りました。スケートボード本来の姿としては、絵柄の上にタイヤが付くはずですが、装飾用のスケートボードなのでタイヤは無しです。
　スケボーデッキ用に考案したアクリル製の台座を使って額装しました。スケボーの上下を挟み込んで固定する構造です。デッキのRと角度に合わせて押さえているので、上下の押さえ以外には固定は必要ありません。
　もともとがスケボーデッキなので、ボードの上下にタイヤを付けるための穴が開いています。スケボーがビニールに包まれているとわかりにくいのですが、穴の上に塗装の膜が薄く張っているだけなので、少しの力でぽろっと取れてしまいます。スケボーという品物の特性上、塗膜が取れてしまうことを完全に防ぐことはできません。デッキ本体がビニールフィルムで覆われていることが多いようなので、ビニールを剥がさずに額装するのも手です。
　ボックス背面の中央には、サインを見せるための窓を設けました。真ん中のスケートボードの裏側に書かれた、草間彌生さんのサインを見ることができます。フィルム状のカバーで穴を覆っているので、埃などが侵入する心配もありません。
　草間彌生さんの作品に限らず、スケボーデッキに施されたアートは多数販売されています。もちろん、3点セットではなく1枚物のスケートボードでも構いません。スケボー×額縁という組み合わせに興味のある方は、是非一度お問い合わせください。