額装実例集

 体育館のステージに掲げられていた校章でしょうか。歴史を感じさせる品物の額装です。学校の統廃合の影響か、こういった校章などの需要が増えているのを感じます。先輩たちの想い出の品物は、是非当店にご相談ください。
　既製の油絵額縁にボックスを組み合わせた、セミオーダーの額縁をご用意いたしました。既製の油絵額縁は、基本的に額縁の枠を四角に組み上げてから装飾がされます。既に塗装などがされた材料を組み上げる額縁と違い、ランダムな彫模様が施されていたり、コーナーが大きく盛り上がっていたりと、既製の油絵額は豪華なデザインが実現されています。1点1点のオーダー製作では不可能に近い製造方法ですが、形状の型を用意することができる、規格サイズの油絵額だからこそ実現できるデザインです。
　既製の油絵額(F10サイズの額縁)を利用することで、学校章にふさわしい豪華な仕上がりになりました。フレーム以外のマット材などは、今回の額装には不向きでしたので、利用したのはフレームのみです。スエード調の緑の布地を貼り込んだボックスを用意し、フレームの内側にはめ込みました。
　既製の油絵額の大きさを変更することはできないので、セミオーダーが可能かどうかは飾る品物のサイズ次第です。彫模様のあるような豪華なデザインがお好みなら、既製の油絵額のご利用もご検討ください。既製品の利用ができる分、コスト的にも有利になる可能性もあります。