刺繍 二人雛
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特製マットを共木面金仕様にした、本格隅丸額での額装
額装例の説明
【刺繍 二人雛】
#1853(こちらは額装例のご紹介です)
二人雛の刺繍作品を隅丸本格和額で額装しました。特製マットの面先を金の面金ではなく共木にして、控えめながらも上品に仕上げてあります。周囲の落ち着いた色味の布地と刺繍の雰囲気がとてもよく合っています。
特製マットに付属する面金は、金色が基本です。しかし作品によっては金色の輝きがうるさく感じてしまうこともあるでしょう。この金色の面金を、フレームと同色、同素材で仕上げるのが共木仕様です。控えめながらも豪華な、印象深い額装品に仕上がります。
他の額装例も見てみよう! ⇒「刺繍/クロスステッチ/レース編み」 の額装例一覧
額装例の仕様
【刺繍 二人雛】
額縁内寸法 |
430×530 |
使用フレーム |
N-26メグワ(匠和額) |
既製品/特注品 |
フルオーダー製作 |
額縁の構造 |
特製マットを付けて |
額装方法 |
裏打ち〜裏板に張り込み |
額装方法 |
共木面金仕様 |
マット色 |
布地貼り |
製作年月日 |
2011年10月 |
刺繍を額縁に入れるには
刺繍は一般額を使って額装すると良いでしょう。多種多様な『比較的薄い平面作品』に対応する、もっとも基本的な額縁です。
一般額はマットと組み合わせて使います。マットは寸法調整、品物の保護、見栄えの向上など、様々なメリットをもたらします。マットが付くことで、表面カバーと刺繍の間に空間が生まれることもポイント。表面カバーが刺繍に密着すると、せっかくの作品の風合いが死んでしまいます。より立体感のある刺繍には『ダブルマット』を採用すると良いでしょう。
刺繍の額縁をお探しなら、まずは一般額の『額縁のサイズ候補検索』をお試しください。特注寸法の額縁製作も可能ですが、一般額のサイズ展開は非常に豊富です。刺繍の見せたい部分の寸法よりも、一回り大きな額縁を探しましょう。
裏打ち(刺繍の皺伸ばし)について
刺繍を額縁に入れる際、必ず検討しなくてはならないのが『裏打ち』についてです。裏打ちとは品物の裏面に紙を貼り付け、品物のしわやたるみを矯正して補強すること。しわを正さないことには、せっかく額縁に入れても見栄えがしません。
裏打ちには専門技術が必要です。刺繍作品を弊社にお送りいただければ、熟練のスタッフによる裏打ち作業を経て、完成した額装品をご返送いたします。ご自分で額装するとすれば、布地を引っ張って皺を伸ばしつつ、両面テープ等を駆使して貼り付けてしまいましょう。裏打ちの仕上がりには及びませんが、小さめの作品や比較的平坦な刺繍なら充分美しくなります。
刺繍の額装方法を詳しく解説!「刺繍額装術」はこちらから。