トローリングカジキルアー
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ガラスとシリコンでできた巨大ルアー、透明フィルムを使った額装です
額装例の説明
【トローリングカジキルアー】
#2853(こちらは額装例のご紹介です)
船で走りながら釣りを楽しむ、トローリング用のカジキルアーです。バスフィッシングのルアーはいくつか手がけたことがありますが、ここまで大きなルアーは初めてです。頭部の部分がとても重くてびっくりしました。金属製のプレートにある「SASUKE」はこのルアーの名前のようです。
一般額をボックス額に変貌させる、立体スペーサーを組み合わせて額装しました。立体スペーサーは在庫限りの商品となっておりますので、この機会に是非お求めください。
微妙な構造の違いはあれど、深さのある額縁にルアーを固定した形です。言葉にするとシンプルですが、この固定方法にとても苦労しました。ルアーの先端はガラス製、胴体から後ろにかけての部分はシリコン製です。まずガラスとシリコンの堺に、金属のワイヤーを巻きつけて縛りました。頭部が重量のほとんどを占めているので、ひとまずこの固定さえすれば品物は動かなくなります。問題はシリコンの部分です。ルアーらしく自然な形で、幾重にも連なるシリコンを固定しないといけません。額縁の中に台を設けて乗せるなど、いろいろな方法を模索しましたが、最終的に透明のフィルムを筒状に巻きつけることにしました。言葉での説明よりも、実際の画像を見てもらうのが一番ですが、なんとか自然なルアーの形になったと思います。ルアーを縦向きに飾るなら簡単ですが、垂れ下がってしまう品物は固定方法に苦慮します。
額装例の仕様
【トローリングカジキルアー】
額縁内寸法 |
394×509(大衣) |
使用フレーム |
一般額 リネアグラフィカ25 |
既製品/特注品 |
既製の額縁を使用 |
額縁の構造 |
立体スペーサーと組み合わせて |
額縁の構造 |
金属製のプレートを作製 |
額装方法 |
テグス、透明フィルムで固定 |
マット色 |
ワーグマン×青空 |
製作年月日 |
2016年4月 |
立体物を額縁に入れるには
立体物も額縁に飾れます。立体額装というと非常に特殊に聞こえますが、既製の立体額も数多くの種類が販売されています。まずは既製の立体額の中から、お手持ちの品物のサイズと厚さに見合う立体額を探しましょう。
こちらから既製の立体額一覧をご覧ください。額縁のタカハシなら、立体額もバリエーション豊かに取り揃えております。気になる商品がありましたら、クリックして商品詳細ページをご覧ください。タテヨコの大きさはもちろん、ボックス内部の有効深さも確認しましょう。
既製の立体額は、だいたい25〜40ミリ程度が深さで作られています。お手持ちの品物に見合う額縁が無いなら、オーダー製作をご検討ください。タテヨコの大きさはもちろん、内部深さを指定することも可能です。こちらから寸法入力をお試しください。製作可能な額縁が価格付きで表示され、そのままお求めいただけます。
品物の固定方法について
品物の固定は、飾る品物の重量、形状に見合った方法で行ってください。
ネジ止め > 縛る > ボンド・テープ > 画鋲
といった方法がありますが、強度の高い左から優先的に選択しましょう。
品物を当社でお預かりし、完成品をお送りすることも可能です。経験豊富な専門スタッフが作業を行いますので、まずはお気軽にご相談ください。
立体額の使い方を詳しく解説!「立体額の使い方ガイド」はこちらから。