縁起物・蛇の抜け殻
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緩やかなカーブを描いて、蛇の全身を形作って飾りました
額装例の説明
【縁起物・蛇の抜け殻】
#1598(こちらは額装例のご紹介です)
縁起物の蛇の抜け殻をオーダーで額に入れました。
この蛇はアオダイショウのようで、なんと全長155センチもある大きな抜け殻でした。蛇の抜け殻は欠片でも縁起が良いものですが、こんなに頭部まできれいな抜け殻はめったにお目にかかれません。全身揃った抜け殻は特に縁起が良いといわれています。緩いカーブを描くようにレイアウトしました。
マットの裏側には防虫香を入れました。主にタンパク質でできている抜け殻は、虫にとっては良い食べ物になってしまいます。抜け殻の額装の際には、抜け殻の洗浄や防虫剤を封入するようにしておりますが、後から虫が入り込む可能性も捨てきれません。定期的な点検を心がけて、長く額装を楽しみましょう。
他の額装例も見てみよう! ⇒「蛇の抜け殻」 の額装例一覧
額装例の仕様
【縁起物・蛇の抜け殻】
額縁内寸法 |
300×1500 |
額縁内部深さ |
15ミリ |
使用フレーム |
DS-M112マホ(廃番) ※別のフレームで製作可能です |
既製品/特注品 |
フルオーダー製作 |
額縁の構造 |
マット付きのボックス額 |
額装方法 |
両面テープでポイント止め |
マット色 |
特製マット 裂地張り A17-105 |
背景 |
裂地張り A42-121 |
製作年月日 |
不明 |
価格改定日 |
2017/6/1 |
蛇の抜け殻を額縁に入れるには
【湿気を与えて柔らかくする ⇒ 形を決める ⇒ 両面テープ等でポイント固定】
蛇の抜け殻の額装は、基本的に当店で抜け殻をお預かりして仕上げております。ビニール袋に入れた抜け殻を、ダンボール箱に入れてお送りください。ビニール袋には若干空気を入れて、クッション性を持たせると良いでしょう。事前にお見積もり依頼をいただく他、お送りいただいた抜け殻に合わせて、こちらから額縁のご提案を差し上げることも可能です。
自然の中にあった抜け殻は、土で汚れていたり、場合によっては小さな虫の卵が付いていることがあります。中性洗剤を入れたぬるま湯に抜け殻を漬けて、皺や折れ目を優しく伸ばしつつ、汚れを落とすのが基本です。縮まっていた抜け殻が伸びて、全長が大きく変わることも多々あります。乾燥させるときは、なるべく平らに形を整えるのがポイント。後々の額装作業が簡単になります。
額装の際も、蛇の抜け殻に湿気を与えると形を整えやすくなります。濡れた新聞紙などに抜け殻を包んで、適度な湿気を与えてみましょう。抜け殻をまっすぐにして飾るか、丸めてコンパクトに飾るかをご検討ください。飾る場所も考慮しながら、抜け殻をレイアウトする形を考えましょう。
ご自分で額装する場合、まずは抜け殻の形を整えてみてください。抜け殻の形が決まらないと額縁の大きさも決められません。大きさが定まれば、当店で額縁だけお作りしてお送りすることも可能です。450×900など細長い規格サイズの額縁もございます。レイアウトの工夫次第では、規格サイズの額縁を使うことも充分可能です。
額縁に飾った抜け殻が、虫による食害にあうことがあるようです。
弊社が確認した状況では、本来は衣料品を食害する「カツオブシムシ」が見受けられました。
額縁を完全密閉して虫の侵入を防ぐことはできないため、
衣料用防虫剤の使用、定期的な点検や虫干しなどの対策をおすすめいたします。
ごくまれに起こる現象になりますが、ご承知置きいただけますようお願いいたします。