第8回目のリスナーさんからのご依頼品は、「退職の節目に額装したい記念品一式」。
リスナーさんはコーヒー会社で42年間勤めあげられ、この度退職を決意されました。仕事の相棒だったマグカップや、勤続記念金貨など想い出を一つの額縁にまとめて飾りたいとのご要望です。
リスナーさんのおもいを乗せて、さっそく額装していきましょう。
リスナーさんはお母様の介護もあり、42年間勤続されていた会社を退職されるそうです。
今回の額装のポイントは、複数の小物を額装すること。また、コーヒー会社で勤務されていたこともあり、コーヒーをイメージした仕上がりにこだわっていきます。
今回お預かりしたものは大きさも厚みもさまざま。特に厚みのあるものがマグカップです。
通常の額縁では収まらないので「立体額」というボックス型の形状のフレームを作製していきます。こういった作品はしっかりと固定する必要があります。
42年間のお仕事に関連する小物たちを1つの額縁に納めました。フレーム色と背景には、コーヒーを連想させるような茶系を選択。背景布は、わざと波打っているようにみせる方法で固定しました。こうすることで、更に立体感が生まれます。
リスナーさんの働いている姿が想像される額装となりました。当時の自分の頑張りや仲間たちのことを思い出すことができるのが額縁の魅力です。