虎の文化刺繍作品を額装しました。縮れた糸を使用するため、ジャガード織にも似たふっくらと立体感のある仕上がりになるのが特徴の文化刺繍。もこもことした毛並みの迫力はこの技法ならではです。身を乗り出して、こちらに向かってこようとする虎の、力強さが伝わってきます。
フレームは、
高さと丸みのあるアールヌーヴォー調の一般額「8214/グリーン色」を使用しました。落ち着いた色味と装飾的なラインが竹林のデザイン的な色組みと調和します。
マットは、ざっくりとした
ムラサメ茶22140と、差し色に落ち着いた
深緑10060を使用。文化刺繍の糸の立ち上がりを潰さず、美しく見せるためにもダブルマットはおすすめです。特にモチーフに顔や表情がある場合は、ニュアンスを崩さず伝えられるので、その他の立体的な刺繍作品にも有効。さらに厚みを加えて、トリプルマットにするなどの応用も可です(
トリプルマットの額装例)。
マット裏には額装用両面テープを廻らし張り込み、さらに補強のテープ留めでしっかり固定しました。固定方法は作品の状態や利用できる余白に寄りますので、額装ご検討時にはスタッフにご相談ください。
全体的な見た目は、渋いグリーンゴールド系の額装になりました。赤みがかった虎の色を引き立てながら、全体にクラシックで趣のある雰囲気に仕上がりました。