マックスマーラのブランドを象徴するキャメルコート「101801コート」を羽織ったワイマラナーの写真が一段と目を引くこちらのスカーフは、アメリカの現代アーティスト、ウィリアム・ウェグマンが撮影した写真をスカーフデザインに仕立てたものになります。90センチスカーフという大きさも相まって、額装をするとアート作品のような迫力と存在感があり元々はスカーフだということを忘れてしまいそうです。
今回使用したフレームは「MDF2800 シルバー」になります。角度によってはシャンパンゴールドのようにみえる曖昧さが魅力的で、側面の黒が全体を間延びさせることなく引き締めます。彩度が低く、黒の割合の多い画面デザインに対し、明るいシルバーを足したことでアクセントに一本のラインを引いたような仕上がりになっており、非常に相性の良い組み合わせとなっています。
スカーフの場合、額縁を画面として捉えるとフレームも選びやすそうです。画面内に使われている色を使用する、補色、明暗をイメージしてみる等の意識でも組み合わせの考え方が整理されつつシンプルになります。今回のスカーフデザインの端にあるようなラインは額装時出せるかどうかは純粋なラインの太さ、そしてお選びになるフレームによって左右されます。今回のようにしっかりと太いラインの場合は額装後もデザインアクセントとしての見栄えを期待できます。細いライン、またはラインの連続したようなデザインはフレーム内に隠してしまった方がすっきりと仕上がることも少なくないですが、出したい範囲が既にお決まりの方は是非一度ご相談ください。イメージ通りの仕上がりになるようスタッフが全力でサポートいたします。