刺しゅうを、制作時に使うフレームごと額装しました。こちらはお客様ご自身から、枠ごと入れるアイデアをご提案頂いての額装になります。
フレームは、深さを生かした立体的な額装に最適なBOX額で「
立体額 7916 希(のぞみ)」の規格サイズ(インチサイズ)です。マットはグリーンと相性がいい
自然な砂地模様の「コルク19002」を使用しました。
作品の固定方法は、枠上部の金具部分を同色の針金で背景マットに固定し、下部背面の余り布を表に見えないように糸で掬い取ってマットに縫い付けました。(小さく軽い作品だったため布を掬うような方法でも固定可能でしたが、サイズが大きい場合は枠自体を括る形で固定をしたほうが良いかもしれません)
余った布を刺しゅうの後ろに形よく収納して頂いてあり、作品全体がわずかにふっくらとして可愛らしい仕上がりになっています。お客様自身は緑色が大好きとのことで、刺しゅうに使われた様々な緑色に加え、額もグリーン色を選ばれました。とても爽やかで優しい雰囲気の仕上がりになりました。