丸々とした書き味が可愛らしい書作品。ホワイト、グレー調の色味で整えたシンプルさが余分な飾り気なく作品を引き立てています。書作品は裏打ち後であれば多様な方法で額装をすることができます。通常のマット額装や、土台張り込み、覆輪をつけたりと方法は様々ですが、今回は浮かし土台への張り込み仕上げでの額装です。15ミリ程度の浮かし材を作成し、そこへ土台に張り込んだ作品をセットすることで作品自体が浮いているような仕上がりにすることが出来ます。
使用フレームは「立体額3485 ホワイト」になります。通常浮かし仕様にする場合は
フレーム自体に深さが必要になるか、ボックス仕様にして深さを付け足す必要があります。今回はフレーム深さ37ミリと十分な深さがあった為、深さを支えるパーツを利用した立体額として使用しました。また、背面にはお客様から持ち込みの布地をベニヤ板に張り込んで特製背景を製作しました。
背景には額装マット等をご使用いただくのも良いかと思いますが、作品へのイメージが既にお決まりの方、とことん拘りたい方にはうってつけです。
ただ布地の種類によっては張り込みができなかったり、強く歪みが出てしまう可能性がございます。布地の持ち込みをご検討の際は
是非一度ご相談いただけましたら幸いです。経験豊富なスタッフより確認の上、より良いご提案をさせていただきます。