色鮮やかに刺繍されたクロード・モネ「睡蓮の池と日本の橋」のクロスステッチを額装しました。刺繍ならではの質感が、色彩や光の移ろいを柔らかく伝え、立体感のある美しい表現が魅力です。どんな空間にも自然と馴染む穏やかな印象を持ち、アートとしての完成度も非常に高い一枚です。
額縁はそんな作品の雰囲気に合わせ、重厚感のあるダークブラウン系の木製フレームで構成しました。細身ではなくやや幅のある木製の縁取りが、刺繍の緻密さと静けさをしっかりと受け止めており、額縁自体がこの作品の「舞台装置」のような存在になっています。
ダブルマットは、ほんのり黄色みを含んだ柔らかい
もみ紙白を上にして、下を
濃紺色の締め色にしたことで、刺繍作品の繊細な色彩を邪魔することなく、自然な光のような穏やかさや、周囲とのコントラストを保ちながら、余白としての「静けさ」を作品の周囲に持たせています。刺繍の緻密な表現や構図の美しさをそっと包み込み、視線が作品にスムーズに導かれる設計になっています。
クロスステッチはフレームやマットを組み合わせることでグッと完成度が上がります。元々の作品の持つ要素を更に引き立てたり、逆に挿し色等で目新しい新たな楽しみ方が出来るかと思います。組み合わせ等に迷われている場合は是非一度ご相談ください。ご希望のカラーやイメージに合わせてスタッフがご提案させていただきます。