硬質な線が特徴で、蝶の絵などのリトグラフ作品で有名な、ベルナール・ビュッフェの複製パネル画を額装しました。
当作品は既製の油彩縁では入らない寸法だったことと、お客様がすっきりした見た目をお求めだったので、深さのあるシンプルなBOX額にマットを使用し額装しました。
前面から見た様子は薄い紙作品を額装したときと代わりなく見えますが、BOX額の奥行きを生かし、パネル作品を丸ごとセットしているので厚みがあります。パネルを中心に据え固定するために、マットの裏側に落とし材を貼り付けセットしました。
使用した額は
「7916/ブラック色」サイズはA4規格寸。色は程よい艶消し感のある穏やかなブラックです。マットは
温かみのある「茶ベージュ11804」で明度を控えめにし落ち着きを加えました。
ビュッフェの作品は硬質な雰囲気を持つものが多く、金属質な額装も合いますが、無機質すぎる風合いを避けたいときは、こちらのようにマットを暖色系にしたり、暗色のシンプルな木製額を使っても馴染みます。