45センチ程度のエルメスのスカーフ「Le Sacre de l’Hiver 冬の祭典」を浮かし額装にしました。こちらは周囲のかがり縫いされた部分まですべて見せる額装方法です。軽やかに跳ね飛ぶデザインも相まって、躍動感もある仕上がりになりました。
フレームは華やかで明るい色合いの「A-60026 アイボリー」を選び、背景になる布地は
高級感のあるスエード調の「NB34 スエード黒」を使用しています。どちらも今回のスカーフのデザインによく似あう組み合わせになりました。
浮かし額装は周囲すべてを見せられる代わりに布地特有の歪みはそのまま目につきます。ただ、それこそが通常のスカーフ額装と異なり、スカーフを飾っているというリアルさが感じられる部分でもあります。すっきりシンプルにフレームに入れて飾るのも良いですが、浮かし額装でスカーフを際立たせるのもおすすめです。もしスカーフの額装方法にお悩みでしたら選択肢のひとつとしてぜひご検討ください。