人間の真の存在は、無上なるものの掌の中に在るというのである。
柳宗悦
書の手拭いを額装しました。
既製の手拭い額ではなく、気軽に飾りたいという御意向でしたので、手拭い(およそ35×90cm)の左右をカットして
35×70cmの隅丸額に入れました。左右は完全な余白でしたので、ある程度空白部分が消え、バランスよく額装することが出来ました。
さらに、裏打ちすることにより布のシワが消え、毛筆の勢いも引き立ちました。無地の真っ白な手拭いに黒々と書がプリントされている場合、まるで本物の書のような仕上がりになります。
手ぬぐいの額装には、裏打ち作業が欠かせません。こちらの手ぬぐいは当社職人の手で額装作業を行いましたが、お客様の手で裏打ち作業を行うことも可能です。手ぬぐい額と共に、
「手ぬぐい用裏打ち用紙」をお求めください。ご家庭のアイロンで、職人技術の裏打ちを再現できます。手ぬぐい額を販売しているお店は数あれど、裏打ち作業までしっかりケアできるのは、額装技術に絶対の自信を持つ当店ならでは。せっかくのインテリアですから、完璧な状態で楽しみましょう。