手ぬぐいは全国各地、多様なデザインがあり安価に手に入るのもうれしいところ。お気に入りの手ぬぐいを額縁に入れて飾りましょう。
手ぬぐいを入れる専用の額縁があります。
当店が厳選の手ぬぐい額の一覧はこちらからご覧ください。
当店の手ぬぐい額は、表面カバーの種類で大きく2種類に分かれます。
① 安価な価格が魅力!表面カバーにPETシート等を採用した手ぬぐい額
② 表面カバーにアクリルを採用した本格仕様の手ぬぐい額
手ぬぐいはそれ自体が非常に安価で、手軽に扱えるのも魅力の一つ。とりあえずコストのかからない①の額縁を選択するのも良いでしょう。
「アクリル」は、額縁のカバーとして最適な素材です。アクリルは経年劣化が少なく、軽くて安全、紫外線のカット効果もあります。紫外線は色褪せを起こす美術品の大敵。アクリル付の額縁で手ぬぐいを永く楽しみましょう。手ぬぐいはそれなりに大きいので、ガラス仕様の手ぬぐい額は取り扱っておりません。基本的にガラスはアクリルに下位互換品です。安心してアクリル付きの額縁をお求めください。
手ぬぐい額は340×890、もしくは350×900の寸法で作られています。およそほとんどの手ぬぐいに適したサイズになりますが、幅は同じで長さが1mを超える物など、特殊なサイズの手ぬぐいもあります。特殊なサイズの手ぬぐいは、こちらからオーダー額縁の製作をご検討ください。
また、既製の手ぬぐい額に気に入ったデザインがない場合、こだわり仕様の手ぬぐい額がご希望の場合など、オーダー製作なら様々なご要望にお答えすることが可能です。詳しくは、こちらの「手ぬぐいの額装例」をご覧ください。
手ぬぐいは薄手の布です。そのまま飾っても皺やたるみが生じます。当店は手ぬぐいを補強して伸ばす、「裏打ち作業」を推奨しております。お部屋を彩る額縁ですから、仕上がりのクオリティにはこだわりましょう。職人技である裏打ちを、アイロンと『裏打ち用紙』で手軽に行う方法をご紹介します。
手ぬぐいに霧吹きで水を打ち、アイロンをかけてしわを伸ばします。皺伸ばしは手ぬぐいの裏面から行いましょう。
万全を期すなら、さらに当て布をして行います。手ぬぐいの汚れはしっかり確かめて、汚れがあるなら事前にお洗濯をしておきます。
裏打ちの作業の成否は、このしわ伸ばしが鍵を握ります。まっすぐ伸びた手ぬぐいなら、後述する作業がスムーズになります。
裏打ち用紙の光沢のある側が糊面となります。糊面を上にして手ぬぐいを乗せてください。
裏打ち用紙と手ぬぐいの間に異物がないかよく確認しましょう。
裏打ち用紙は手ぬぐいよりも若干大きめです。作業にそこまでの正確さは必要ありませんが、手ぬぐいが変に歪んだりしないようにまっすぐ乗せてください。
中心から外側に向かって、力を抜いて少しずつアイロンを動かします。しわを外に押し出すイメージで行うのがコツ。詳しくは動画をご覧いただきたいのですが、仮止め⇒じっくり接着の流れで行うと良いでしょう。
力を入れすぎると表面がテカってしまいます。やりすぎに注意してください。
手ぬぐい額は実際の手ぬぐいの大きさよりも若干小さめに作られています。手ぬぐいを額縁の大きさに裁ち落としましょう。折り畳んでも美しく納まりません。
額縁の表面カバー(アクリルなど)を手ぬぐいに乗せ、位置を決めると簡単です。鉛筆などで印を付けて、よく切れるカッターナイフと定規を使って裁ち落としてください。
表面カバーを定規代わりにするのは避けましょう。カッターが表面カバーを乗り越えて動く場合があります。
表面カバーの大きさに裁ち落とされた手ぬぐいは、そのまま額縁にすっぽり納まります。額縁の裏面からすっぽり納めるだけで、特に固定などは必要ありません。
裏打ちしない手ぬぐいは、見栄えに劣ることはもちろん、月日が経つごとに皺やたるみが生じます。手ぬぐいはぜひ裏打ちして額装しましょう。
裏打ち用紙は手ぬぐい額とセットでお求めいただく他、裏打ち用紙単品もご用意しております。手ぬぐいの入替え時などにご利用ください。
当店に額装作業をご依頼いただくことも可能です。
熟練の職人が手ぬぐいの皺伸ばし・裏打ち・額装を行います。
詳しくはこちらをご覧ください。
手ぬぐいを額縁に入れると、90cm程度の大きさになります。見ごたえのある大きさですが、ご家庭に飾るのに苦慮するほどではありません。壁面への影響が少ない、万能額吊金具をご紹介いたします。
額縁の裏には、額吊金具に掛けるための紐が付属します。紐を引っ掛けるフックを、壁面に用意しましょう。額吊金具は「Jフック」がオススメ。
現代の住宅事情に適う、石膏ボードに対応する額吊金具です。
Jフックの特長は、壁面の傷が最小限で済むこと。1mmにも満たない穴が数箇所開くだけです。金具を取り外したら、歯磨き粉などで穴を塞ぎましょう。全く目に付かなくなります。
Jフックは耐荷重にも優れる安全性の高い商品。粘着テープや突っ張り棒など、経年劣化する物で額縁を飾るのはやめましょう。
手ぬぐいはご存知の通り、日本古来より使われてきた平織りの布です。入浴時や洗面所、台所での使用はもちろんのこと、祭礼において装身具として頭にかぶったりと様々に使われてきました。
近年では風呂敷とともにその利便性が再注目され、イベントアイテムとして、包装用品としての提案もされています。
手ぬぐいは生活用品としての利便性もさることながら、そこに描かれた日本画、浮世絵、書などが身近な芸術として親しまれてきました。江戸時代には『手拭合わせ』と呼ばれる手ぬぐいの品評会があり、独自に考えた図柄を手ぬぐい職人に依頼し、その出来栄えを競い合ったようです。その伝統は現在でも形を変えて受け継がれ、意匠性や趣味性の高い、アートとしての手ぬぐいが続々と発表されています。
手ぬぐいのデザインには、それ自体に四季を感じるものが多く、季節に合わせたアートとして楽しめるのも特徴です。また旅行などの記念として求めやすく、安価であることも長所といえるでしょう。地域性の高さや期間限定品が多いこと、オリジナル手ぬぐいの存在など、コレクターズアイテムとしての魅力も尽きない品物です。
タンスに眠っている手ぬぐいを、アートとしてお部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。生活用品である手ぬぐいが、すばらしいインテリアとして生まれ変わります。
当店はお客様の品物をお預かりし、額装の上ご返送する「額装依頼」を承っております。額縁のご提案、裏打ち作業や額装まで、当店に任せてみませんか。
日本一を自負する額縁のノウハウで、お客様の品物を一生のインテリアに仕立てます。
手ぬぐいの額装は、なんと言っても裏打ち作業がポイントです。手ぬぐいを弊社にお送りいただいた場合、専門の職人が裏打ち作業を行いますので、仕上がりのクオリティは言わずもがな。
ちなみに標準サイズの手ぬぐいでは、裏打ち~額装工賃が¥2,559となっております。この工賃に額縁の価格を加えれば、お支払いの合計金額となります。(送料、支払い手数料別途)
額縁のタカハシは工場直営の額縁専門店。
こだわりの仕様で、特注の手ぬぐい額を製作することも可能です。
額装実例集では、当店が手がけた1400件以上の額装例を公開しております。
豊富な額装例をご覧いただき、お客様の額縁を決める手助けとしてください。