縁起物として扱われる蛇の抜け殻。蛇が地を這っているかのように自然な形でレイアウトしました。
蛇の全身が見えるように飾る場合、カーブを描くパターンとまっすぐの直線にするパターンがあります。カーブを描く場合、カーブの形を整えるのが意外と困難。抜け殻はストロー状になっているため、折り曲げるにはカーブの内側に微妙な皺を作りながら、少しずつ曲げていかないといけません。乾かした抜け殻は伸縮性もないので、破れたりしないように慎重な作業が必要になります。
これに対し、直線にするのは簡単です。要はストローをペタっと潰すように、真っ平に整えていけば良いので、抜け殻に皺などもできずにレイアウトができます。
標本的な意味合いが強いなら、直線にまっすぐ飾るのが良いと思います。鱗の隅々まで、しっかりと伸ばして飾ることができます。カーブを描く場合は、蛇らしさが出て雰囲気が高まります。一長一短があるので、お好みに合わせてご相談ください。
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