ヘビの抜け殻は縁起物と呼ばれ、金運や幸運の象徴とされてきました。こちらではヘビの抜け殻の額装について解説いたします。
セット工賃込みの蛇の抜け殻専用額販売中!
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少しのカーブは内側を折り重ねて、大きなカーブは裏表を折り返して、微妙な調整を繰り返して作り上げています。マットは円く窓抜きし、中央にハート型に配置しました。
他にも「縁」の文字を模した形に整えたこともあります。
いずれも蛇の抜け殻は太さも長さも全て違うため、同じように作ろうとしても印象は大きく変わります。
【湿気を与えて柔らかくする ⇒ 形を決める ⇒ 両面テープ等でポイント固定】
蛇の抜け殻の額装は、当店で抜け殻をお預かりして仕上げております。ビニール袋に入れた抜け殻を、ダンボール箱に入れてお送りください。ビニール袋には若干空気を入れて、クッション性を持たせると良いでしょう。無理に潰してしまうよりは、袋の中で若干動くくらいで構いません。事前にお見積もり依頼をいただく他、お送りいただいた抜け殻に合わせて、こちらから額縁のご提案を差し上げることも可能です。
自然の中にあった抜け殻は、土で汚れていたり、場合によっては小さな虫の卵が付いていることがあります。中性洗剤を入れたぬるま湯に抜け殻を浸けて、皺や折れ目を優しく伸ばしつつ、汚れを落とすと良いでしょう。お預かりした抜け殻の状態にも寄りますが、基本的に額装前に当店で洗浄を行っております。洗浄後は、なるべく平坦に形を整えて乾燥させるのがポイント。きれいに伸びた抜け殻なら、後の額装作業がスムーズになります。ちなみに縮まっていた抜け殻が伸びて、洗浄後に全長が大きく変わることがあります。
額装の際も、蛇の抜け殻に湿気を与えると形を整えやすくなります。濡れた新聞紙などに抜け殻を包んで、適度な湿気を与えてみましょう。抜け殻をまっすぐにして飾るか、丸めてコンパクトに飾るかをご検討ください。飾る場所も考慮しながら、抜け殻をレイアウトする形を考えましょう
ご自分で額装する場合、まずは抜け殻の形を整えてみてください。抜け殻の形が決まらないと額縁の大きさも決められません。大きさが定まれば、額縁だけをご用意することも可能です。450×900など細長い規格サイズの額縁もございます。レイアウトの工夫次第では、規格サイズの額縁を使うことも充分可能です。
額縁に飾った抜け殻が、虫による食害にあうことがあるようです。弊社が確認した状況では、本来は衣料品を食害する「カツオブシムシ」が見受けられました。
額縁を完全密閉して虫の侵入を防ぐことはできないため、衣料用防虫剤の使用、定期的な点検や虫干しなどの対策をおすすめいたします。ごくまれに起こる現象かと思いますが、ご承知置きいただけますようお願いいたします。