参考価格は1枚分の価格目安です。
布地への印刷が一般化してきていることから、安価なキャンバス画布が出回っるようになりました。手軽に飾るなら、キャンバス画布をそのまま飾る[パネル仕立て]がおすすめです。
パネル仕立てにすることを見越して、絵柄部分を広めにプリントした作品も見受けられます。絵柄部分に余裕のある作品は、パネルの側面に折り返した部分まで、絵柄が繋がって違和感なく仕上がります。
こちらの画布は、ナイロン的なつるつるした素材でした。主に海外で製作されていると思われるプリント画布は、その素材も多岐にわたります。本来、キャンバス画布は強靭な麻布で作られますが、こういった化繊系の画布は柔らかく、伸びやすいのが特徴です。
麻布ほどピンとした仕上がりにならず、たわみが目に付く場合がありますが、素材の特性なので避けられない部分があります。プリント画布はここ数年で急拡大しているようなので、メーカー側としても素材を模索している部分があるのかもしれません。
ちなみに、こちらの画布は折り目のある状態でお預かりしました。張り込みで折り目はほとんどわからないほどに伸ばすことができましたが、結果としてうまくいっただけでしかありません。画布には極力折り目などは付けないようにするのが肝心です。
パネル仕立てについて、詳しくはこちらをご覧ください。