存在感のある黄金の仏顔が印象的な油絵。華やかな金色とモノクロの対比が美しい作品です。
こちらは木枠に張り込んでいない状態の画布でお預かりしました。自社工場にて特注サイズの木枠を製作、木枠に画布を張り込んでから額縁にセットしてあります。
フレームは竹を模した和風な「A-20140」。フレームの内側には麻ライナーも合わせています。
キャンバス画布を木枠に張り込むには周囲を3ほど折り返す必要があります。画像にもありますが、こちらの作品は周囲の絵柄が少し隠れることとなりました。本来は絵柄の周囲に余白部分があるのですが、余白が無ければ絵柄部分を犠牲にするしかありません。特に影響のない部分なら隠れてしまっても問題ありませんが、例えばぎりぎりの位置にサインがある場合は最悪です。どのような飾り方をするにせよ、画布の周囲に余白は必須になります。場合によっては、弊社で画布の付け足しをご提案することもあります。
もし木枠の側面に回ってしまう絵柄まで見せたいのであれば、
額にお入れしない木製パネル仕立てという手もあります。まずはご自身の作品を、どう見せたいのか私どもにお教えください。