書道八ツ切サイズ(174×682)の額装です。細長い書き初めの作品ですが、細長の額縁も多数ご用意しておりますのでご安心ください。
こちらで使用している300×900サイズの額縁は、こちらからご覧いただけます。 書道作品は
裏打ちしての額装が必須です。裏打ちとは作品本紙の裏に紙を貼り付け、皺やたるみを正すこと。こちらの作品は背景台紙に糊付けされて展示されていたようで、裏打ちするには背景台紙から剥がす必要がありました。
水に溶ける昔ながらの糊なら剥がすことも可能ですが、化学的な糊で貼り付けられていると剥がすことは困難です。作品本紙を破いてしまうことになるため、裏打ち作業は行わず、背景台紙に貼り付けたままで額装することにしました。作品本紙の皺やたるみは正せないため、現状維持での額装になります。裏打ちするのがベストなのは間違いありませんが、作品自体を損なってしまうなら致し方ありません。
背景台紙ごと、マットを被せてセットしています。小学生の書道作品は、紙の端まで、場合によってははみ出す勢いで書かれています。極力字を隠してしまわないよう、
ぎりぎりのところを狙って窓抜寸法を算出しました。