170cm程度の蛇の抜け殻です。残念ながら頭部が欠けており、また胴体の中央辺りで千切れていました。脱皮の状態は蛇の健康のバロメーターになるらしいですが、いつでもすっぽりと丸々抜け出れるとは限りません。蛇は抜け殻がどういう形で残ろうと興味はないでしょうから、一部分の抜け殻が手に入ることも多々あります。千切れた胴体を違和感なく繋げて配置したので、長い一匹の蛇が表現できたと思います。
規格サイズの額縁に納めました。和額の定番「9755」です。背景にはどんす柄の布地を張り込みました。額縁と背景色、どちらも和の雰囲気が特徴です。背景は抜け殻を引き立てるのが役割。抜け殻よりも目立ってしまったり、抜け殻の色合いが溶け込んでしまってはいけません。柄物の背景と合わせるのは若干の冒険ですが、良いコーディネートになったと思います。
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