1970年代にNHKのテレビ番組「たのしいきょうしつ」で一世を風靡した、水森亜土さん。透明なアクリルボードに両手でイラストを描くパフォーマンスが大きな話題になりました。
こちらは80×110cm程度の大きなイラスト。楽しげで自由な、水森亜土さんらしい作品です。上品さの漂うホワイトフレームで額縁をお作りしました。額装マットは付けず、作品がぴったり入る額縁です。自由なイラストですから、シンプルで飾らない額縁がお似合いです。
裏打ちなどの作業は行っておりません。こちらは画用紙に描かれた作品だと思いますが、画用紙などの洋紙は裏打ち、張り込みといった作業に不適です。たとえ皺があったとしても、そのまま額縁に入れましょう。下手に手を加えると皺が伸びないばかりか、作品に別のダメージを与えかねません。表面カバーを通すことで、皺やたるみが目に付きにくくなります。飾っているうちに、皺がより自然に馴染んでくることもあるでしょう。