サルヴァトーレ・フェラガモといえば靴。足を痛めない靴を製作するため、南カリフォルニア大学で解剖学を修めたフェラガモですから、同ブランドの代表アイテムが靴であることは疑いの無いところです。ウェッジ・ヒール、フラットフォーム・ソールなどの数々のアイデアは、靴に数々の革命をもたらしました。
フェラガモのスカーフも、靴にまつわるデザインが多いようです。
以前にもサンダルをモチーフにしたフェラガモスカーフの額装を手がけましたが、こちらはパンプスがモチーフです。棚に並べられた色とりどりのパンプスには、小さく年号が記されています。年を追うごとのパンプスのデザインの変化が見てとれる、カラフルで楽しげなスカーフです。
シンプルな形状のブラックフレームで額装しました。角ばった木材につや消しの黒で塗装されたフレームですが、角の部分に入ったシルバーラインがポイント。ブラック一色では重苦しくなりがちですが、シルバーラインがモダンですっきりとした額装を演出します。