全長150cm程度の蛇の抜け殻、頭の先から尻尾まで揃った完品です。お預かりした抜け殻を、額縁の中で『寿』の形に整えました。スウェード調のマットを背景とし、両面テープを使ってポイントごとに固定しています。抜け殻が折り返されるたびに、裏表が交互に現れる形になっています。
抜け殻に無駄なダメージが及ばないよう、抜け殻と同じ形に切り抜いた紙を用意し、文字の作り方をシミュレーションしました。折って曲げてを何度も繰り返せるほど、蛇の抜け殻は丈夫ではありません。規格サイズの一般額を使用しているので額縁のコストは控えめですが、額装作業の工賃が高くなっています。
『作品を作る』ことに近かったかもしれません。額装からは少し逸脱した作業といえます。
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