水墨画をモチーフにした風呂敷の額装です。作品の謂れはわかりませんが、力強い線の中心にある表情豊かな大黒様のお顔、飾らすに置くわけには行きません。
風呂敷の大きさにはかなり幅がありますが、こちらの風呂敷はそこまで大きくなく、額縁に入れやすいサイズです。布地を額装するときのセオリー通りに、
裏打ちを行ってからマット付きの額縁に入れました。 こちらの額装例ではフルオーダー製作の額縁を使用しましたが、
布地などの薄い品物を入れる額縁「一般額」は非常にサイズ、種類が豊富です。規格品がご希望に適えば、安価に仕上げることも可能です。ただ、布地を飾るのに裏打ち作業は必須なので、額縁だけ買ってお客様が中身をセットするのはおすすめいたしません。額縁は十年、二十年と長く飾るものですので、なるべくベストな額装方法をご提案したいところです。