岩谷徹のメゾチントの作品「月の破船」です。額縁はBH-15F 8x10、マットはワーグマンです。目を近づけないと何を描いてあるのかわからないくらいコントラストが無い作品なので、メゾチントによく合わせるローズ系だと暗くなりすぎ、迷った末にゴールドにしました。肋材がむき出しの破船が、コロナを予見した詩として評判になった、コールリッジの「老水夫行」を思わせる作品です。