幕末から明治にかけて活躍した絵師・河鍋暁斎による吉祥画「お多福・福助・大黒天」。福・笑・富を象徴する三者をユーモラスかつ力強く描いた二段構成の浮世絵で、祝祭感と芸術性が見事に融合しています。
横続きの浮世絵はポピュラーですが、こちらの作品はちょっと珍しいタテの続き絵。続きの絵柄は作品本紙を突き合わせて飾りたくなりますが、繋ぎ目にどうしても違和感が生じてしまいます。紙の作品を繋ぎ合わせる場合は、こちらの額装例のように複数窓抜きしたマットを合わせるのが基本です。ちょうど規格サイズの手ぬぐい額がバランスよく使えたので、手ぬぐいサイズの額縁に2窓加工したマットを合わせました。
選択した額縁は
「一般額 半丸18のさび朱色」です。
細部のこだわりが感じられる和を強調する渋めの額縁で、浮世絵の世界観と非常によく合いました。規格サイズの額縁は豊富なバリエーションでご用意しておりますので、お好みで額縁をお選びください。
こちらから340×890(手ぬぐい)サイズの額縁一覧をご覧いただけます。