洗練されたサウンドと鋭い感性で、日本の音楽シーンを牽引する[Alexandros]。メンバー4人による直筆サインが施されたTシャツの額装です。
こちらの額装は、2024年に当社ギャラリーで開催された「額装の魅力展」で、社員それぞれが思い入れのある品を額装した際、その中の一つとして展示されたもの。大切なサインの入ったTシャツを、両面から楽しめるように額装しました。
フレームには、カラフルな01-400~シリーズの中で、ビビッドな「
01-4001 赤」を選びました。POPアート等にも映える明るい色合いですが、[Alexandros]の音楽が持つ個性と、深みのある世界観を知るファンにとっては、赤と黒のコントラストがむしろ凄みの黒を際立たせる絶妙な組み合わせ。黒の硬派さに、赤のアクセントが効いています。
マットは、フレームとの統一感を大切に、「
スエード黒24607(順切)+
朱10453(逆切)」のダブルマットを使用。スエードマットは毛流れによる微細な表情がありながら、光をほとんど反射しないため、どの角度から見ても色の深さが損なわれず、存在感が出ます。
さらに、2022年7月13日にリリースされたアルバム、『But wait. Cats?』のアートワークのプリントが施されたTシャツの胸側も、額縁の背面から見ることができるよう、透明アクリル板で裏板を作成し、Tシャツの形を整えマットボードに着せ掛けてセットしました。
表面からでは、サイン部分のみが分かるスタイリッシュな外見なので、どんなグッズにサインが入っているのか興味をひかれる構造でもあります。もし誰かが「これは何?」と気になって裏側を覗けば、そこには遊び心のあるビジュアルプリントが。一目でTシャツとわかり、思わずにやりとする――そんな仕掛けが楽しめる額装になりました。