涼し気で透明感のあるオーガンジー生地へ色とりどりのビーズ刺繍を誂った作品を額装しました。土台背景マットへ作品を張り込み固定をして、面金マットを組み合わせています。薄手で透け感のあるオーガンジー生地を額装する際は土台に額装マットを使用すると良いでしょう。
使用したマット色は「白麻20076」です。布マットを組み合わせることでマットで質感を残したような仕上がりになりました。他にも豊富な額装マットの中からお色をご指定いただくことも可能です。作品によって色々と組み合わせを考えるのも楽しそうです。
使用フレームは
「アートボックス35 金銀」、上部面金マットは
「スエード赤24605」「面金ウッドゴールド」の組み合わせになります。深さのある立体額と組み合わせることで奥行きが生まれるのに加え、ビーズ自体に厚みのあるため、刺繡部分と表面カバーのアクリルの接触を防ぐというメリットもあります。フレームのゴールドと面金のウッドゴールドの組み合わせが連続するラインアクセントのようになって美しい仕上がりとなりました。
今回のような仕様のフレームは通常マット1枚が入るスペースは確保されていますが、2枚以上、また約3ミリ以上の厚みのあるものに対してはスペースを確保する為にパーツカットが必要になります。今回は面金マットと土台マットの計2枚のマットが収まるようにカットを行っています。また、商品によってはパーツカットの行えないものもございますのでご注意ください。刺繍作品の額装は方法も様々な選択があります。額装例をご覧いただいたり、ご希望の仕様がお決まりの上で何かご不明な点がある場合は是非一度ご相談ください。当店のスタッフより作品を最も美しく彩ることの出来る内容にてご提案させていただきます。