現代デジタルアートの一翼を担うアーティストWataboku(
@Wataboku)のパネル作品をお客様にお持ち込み頂き、額装しました。儚さを感じさせる美しいイラストに目を奪われます。
学校制服を着た少女の胸元が扉のように開き、奥には世界が広がっています。夕焼けが過ぎ去った黄昏時ごろでしょうか。それも見る者のイメージなのかもしれません。ありえない場所に穴が開いているという感覚にどこかざわざわとした気持ちになり、単なる「絵」の表面を見るのではなくその向こう側を想像してみる楽しさを与えてくれる作品です。
お客様のご希望は、奥行き感と浮遊感を同時に表現できる浮かし額装で、まさにこの作品にピッタリの額装方法でした。サンプル画像にあるように当社考案スライド式の仕様で作成し、パネルの後ろをネジ留めせずに額装いたしました(
詳しくはこちらの商品もご覧ください)。パネルの形状によっては難しいこともありますが、パネル作品の裏桟に穴をあけたくない、取り外しをしたい時にはこの仕様がおすすめです。(インターネット販売では運送中の落下の危険もあるため、フレームのみの納品、もしくは、フレームと作品を分けて梱包の上送らせて頂き、お客様ご自身での額装をお願いしております)
フレームは
直線的でシンプルな白の艶消し額「18-1052WR」です。ボックス内の布色は、フレームに合わせ
プレーンな細目布「36-104 ホワイト」を使用しました。パネルの鮮やかな色彩や、この作品のイリュージョン的表現を、思う存分楽しめる組み合わせになりました。