優しく幻想的な光の表現が特徴の画家、笹倉鉄平のポストカードを額装いたしました。
笹倉鉄平の作品は、どれも光の表現が非常に巧みで、心が安らぐ情景を描いた作品が多く、見る人の気持ちを浄化してくれるような美しさがあります。水彩画の風景を描いた作品のドラマチックさも素晴らしいのですが、今回額装したのは、ふんわりとしたオシャレな街角が淡い色鉛筆で描かれている、愛らしい複製ポストカードです。
描かれているのはどこかの街角で、看板のある家がまず目を引くのですが、奥の道を見てみると人物と犬がふんわりとした光の下にいます。何か物語がありそうで、そこでたちまちこの絵の世界に引き込まれていきます。
今回使用した額は「
一般額 GT-501/乳白」、マットは
「極薄紫10072」のデザインカットのV溝入りを使いました。
額装全体で優しい愛らしい雰囲気を表現したく、シンプルなフレームにマットを幅広めに入れ、V溝を外側(フレーム)寄りに入れました。作品に合わせて全体を淡い色でまとめています。
デザインカットでかわいい模様を入れたいけれど、色味を増やしたくないときは、芯色と表面色の差が少ないマットにV溝を入れたり、同色でダブルマットにしてみるのもお勧めです。