日本の現代美術を牽引するトップアーティスト・村上隆さんの作品デザインを使用した紙袋を額装しました。こちらは京都市京セラ美術館で開催された村上隆さんの個展、京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」にて、会場限定で販売されたオリジナルショッパーです。
そのまま折り畳んだ状態では、場所ごとに異なる厚みの差や折り目の関係で額装すること自体が難しく、必要となる深さの関係からフレームの選択肢も狭まります。仕上がりのクオリティを考えると額装面だけをカットする方法を強くおすすめします。
そのため今回はお客様の許可をいただき、額装した際に見せたい面だけを切り取り、一枚の紙の状態にした上で収めることにいたしました。
額装する面を切り取った後に、紙袋特有の折れ筋が目立たなくなるようプレス機で伸ばし、できる限りクセを取り除いています。窓は紙袋の持ち手を通すために設けられた上方の穴を隠すように寸法を決めています。
今回使用した額は「B-60056」。細やかな型模様が目を引く、繊細なデザインをしたオーダー製作専用フレームです。落ち着いた白色のフレームが全体の雰囲気をまとめつつ、中に収めた作品の鮮やかな色使いを引き立てます。フレーム表面に施された意匠は、細身ながら印象に残るアクセントになっています。
マットは作品本来の色使いや雰囲気を活かす目的で、
白色マット「ワーグマン 10043」を選択。作品とマットがより調和することを意図し、窓に落ち着いた色合いの
「面金ウッドゴールド」を合わせました。面金加工によりワンランク上の、一枚の絵画作品を思わせる仕上がりとなりました。
企業さんやお店の顔とも言うべき「紙袋」や「包装紙」、「商品パッケージ」などは素敵なデザインのものがたくさんあります。大切に取っておくのもいいですが、ご自宅に仕舞い込んでそのままというものはありませんか?せっかくのお気に入りですから、額装してみるのはいかがでしょう。きっとお部屋にぴったりの、お客様にとってのパワースポットになりますよ!
「これ、額装してみたいな」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。あなたの思いを形にするお手伝いをいたします!