河童の絵が描かれた作品を”湿式裏打ち”してから額装しました。年代物のお品物を裏打ちするときは、機械で行う乾式裏打ちより従来の手作業による湿式裏打ちをお勧めします。湿式裏打ちの良さは、裏打ちを”剥がせる”ことです。
裏打ちを”剥がせる”という事は、受け継がれていく過程の中で生じてしまったシミや汚れを洗濯できたり、再表装ができるということです。年代物でなくても大切なお品物を裏打ちするとき、どちらがいいのか悩んでしまいますよね。お客様のご希望を踏まえた最適なご提案をさせていただきますので、悩んでしまったらお気軽にスタッフにご相談ください。
今回の使用フレームは
隅丸和額の定番9755(セピア)、使用マットは
年代物の作品にも良く馴染むワサビ19005です。河童が気持ちよく見えるコーディネートに仕上がりました。