家族旅行で宿泊したホテルのタオルを額装しました。皆でゆったりと過ごした時間、光景を思い出せるお気に入りのタオルです。しわ伸ばしし裏打ちして額装しましたので、広々とした雰囲気が良く伝わるようになりました。
タオルの情景は夕暮れか夜の様子。濃紺を中心としたグラデーションにマットの色を合わせ、白系のフレーム色で爽やかな明るさを加えました。
フレームは、規格の小全紙サイズで額装、額は
アンティーク調の模様が入り曲線的なボリュームがある、8214のホワイトです。濃いマットと合わせるとシルバーが強調され爽やかな印象が強まり、白いマットと合わせるとグレー味が強調されアンティーク調が強まる不思議な色合いの額です。
マットは
濃紺10468とブルー10470のダブルマットで、下になるマットの色の差が分かるように重ねの幅を数ミリほど広めにしています。幅広のダブルマットは枠線効果が強まるので、鮮やかな色を使ってポップな雰囲気や活動的なポスターなどにもお勧めできます。
タオル地のプリントは淡い色になりがちですが、マイクロファイバータオルは細かい毛足が密集しているためか、鮮やかなプリントも見かけます。綺麗!でも額に入るかな…と少し不安に思いつつご依頼いただく方もいらっしゃいますが、大丈夫です!
裏打ち後、地の耳の周辺は隠したりカットすることが多いのですが、今回はタオルであった名残が左上に残っています。使用時に便利なハトメのリング、こちらは外してしまうと、プリントの入っていない白いタオル地がほつれて見えてしまうものなので、リング穴部分の裏打ち紙を前もって切り取り、額装時に後ろから黒い紙を当ててできるだけ目立たないように額装しました。ご家族にとってはリング部分も大切な想い出の一部とのことです。