紙幣3枚と磨かれた硬貨7枚の額装です。硬貨は1964年のオリンピック記念、青函トンネル開通記念、瀬戸大橋開通記念と、時代とともに国内外へ開かれて行った日本を感じさせます。
昔の貨幣を改まって見てみると、その作りの精細さや芸術性も感じることができます。身近なものの額装ですが、もしかしたら世代によっては100円札はとっても目新しいものに映るかも…。また、後にも先にもない瞬間を思い出させてくれる記念コインは、独特の存在感があります。どんなことがあったのだろう、いつ頃のものだろうと、興味を掻き立ててくれます。
額装に使用したフレームは
MH-E42J アイボリー。全体的に渋めの汚し加工があります。側面部分は燻しゴールドになっており、額装品の厳かさを際立たせることができます。凹凸と控えめなふくらみがあり、石造りや煉瓦造りの古い建築の外壁を連想するかもしれません。温かみがある色合いで、アンティーク風のポスター、古典絵画の複製画などに合わせやすい色合いです。マットは高級感のある
スエード赤24605です。
紙幣はテープ類を使わず、マットカッターで四角く窓を空けコーナー留めで額装しています。作品などに一切キズをつけずに額装する方法の一つです。硬貨はというと、レーザー加工でそれぞれの硬貨と同寸の穴を空け埋め込んであります。小さなコインにとっては鑑賞の邪魔になる固定金具を使用せず、額中での落下を防ぐことができます。同様の技術で円形のメダル等の埋め込み加工も可能です。