印象派、エドゥアール・マネの最後の大作、[フォリー・ベルジェールのバー]の複製画を額装しました。
既製の立体額アートボックスフレームを使って、油縁に納めるのとは一味違った雰囲気を狙いました。
今回額装に使用したアートボックスフレームは、パステルカラーもありますので、マットの色を工夫すると愛らしく華やかな額装にもなります。カラフルに飾るのも可愛らしいですし、こちらのように色味を抑えた組み合わせにしても、落ち着いた家具調のインテリアとして馴染みます。大好きな有名絵画が、ちょっぴりモダンな雰囲気になりました。
油絵の複製画ですので、周囲を
古風な質感の油縁で飾るとより油彩画らしさが出ますが、作品の側面が露出する前提で、
こちらのようなボックスフレームの内部に固定するのが[浮かし額装]です。
作品の側面が着彩のない白なので、背景を有色にするのを避け、シャンデリアの光りががやくような白や、女性のレースの白さを生かすために、背景の白は作品内のそれより明るくならないように気を付けました(
もみ紙白20101を使用)。
今回こちらは、裏からビス止め可能な木枠に張り込まれた作品でした。
シート状の作品はパネルに仕立てることも可能です。側面を見せる事が前提になる飾り方ですので、側面に汚れなどがなく綺麗なものが適します。側面まで見せることを前提とし、綺麗に着彩されていると、よりパネルに仕立てた作品が引き立ちます。