木綿の布地に描かれた仏画の額装です。作品サイズは650×1100ミリ程度、書道や水墨画の用紙定番サイズとは関係のない大きさです。規格サイズの額縁には合わないので、作品に合わせた特注サイズの額縁になりました。
[YW43 BT型]は、1cm程度浮き上がった浮かし台に作品を貼り込む、浮かし型の額縁です。浮き上がった作品の周りに適度なスペースを確保するのがポイント。この余白スペースが狭すぎると、せっかくの浮かし額装が引き立ちません。こちらの額装例では、810×1400の額縁内寸法に対し、650×1100の作品台というバランスになっています。長手方向を広めにするのが、安定感のある仕上がりのコツ。
こういった墨彩や書道作品の額装では、弊社で作品をお預かりしての[裏打ち-貼り込み]という作業が必須になります。いずれにしても作品をお預りするので、細かいバランスはお任せいただいてもかまいません。作品のお預かり後、サイズバランスも含めてご提案いたします。