1964年、東京オリンピックのポスターの額装です。丸めたままで保管されていたものでしょうか。丸めた跡のような波打ちこそ見受けられますが、きれいな色合いが保たれています。UVカット強化型のアクリルで全面を覆い、飾った状態でも日焼けを最小限に軽減できるように配慮しました。
ポスターなどの洋紙は、和紙と違って染み抜きやしわ伸ばしといった作業に向きません。折れ目や汚れを取り除くことはできないので、現状維持で額縁にセットします。様々な規格サイズの他、
こちらのような特殊な大きさのポスターには、特注サイズの額縁の製作も可能です。 軽い気持ちで飾れるのが嬉しいポスターですが、飾っているうちに愛着がどんどん増していくことが多々あります。場合によっては何十年もお部屋を彩ることになるので、[ポスター=簡単な額縁に飾る]という道理はありません。ポスターの劣化を軽減する意味でも、いわゆるポスターフレーム以外の額縁も候補としてみてはいかがでしょうか。