額装実例集

 しばしばお問い合わせをいただく、KAWS(カウズ)が手がけたスヌーピーのジグソーパズルです。スヌーピーの形になったポップなジグソーパズル、非常に魅力的なアイテムですが、一般的な四角形のパズル額ではサイズが合わず、飾り方に困ってしまいます。
　こちらの額装例では、750×750の正方形の額縁を、ひし形の向きにして飾りました。パズルの縦方向がおよそ70cmなので、通常の四角形の向きに飾ると天地はほとんど余裕がなく、左右は広めに余裕ができることになります。ひし形の向きにすることで、不定形なスヌーピーのパズルが違和感のないバランスで納まっています。
　パズルを貼り付ける土台となっているのは、表面に麻布貼りを施した額装マットです。パズルの裏面に両面テープを貼り、配置のバランスを見ながらマットの上に貼り付けました。パズルのピースがばらばらだと固定ができないので、事前にパズルの表面に糊付けして、1枚物にしておくのがポイントです。
　パズル自体がかなり大きいので、若干の反りが見られますが、鑑賞の邪魔になるほどではありません。表面カバーのアクリルと背景マットで挟まれ、完ぺきではないにせよ反りも矯正されます。
　パズルはぴったりサイズの額縁に飾るほか、こちらの額装例のように大きさに余裕を持たせた額縁に飾ることも可能です。四角ではない特殊な形状のパズルの場合、ぴったりサイズの額縁は候補になりえません。背景土台も含め、適当な余白を確保した額縁を用意する必要があります。