決められた順番に従って糸を掛けて、美しい幾何学模様を作る糸掛け曼荼羅。最初は想像もしていなかったような模様が、徐々に浮かび上がっていく新鮮な感動を味わえます。こつこつと無心になって集中できる糸掛け曼荼羅は、心を落ち着かせるリフレッシュ効果も期待できるようです。
糸掛け曼荼羅に必要なのは、釘を打ち付けた板と色とりどりの糸。こちらの作品は、30cmの正方形の板がベースです。大きすぎず小さすぎずの一般的な大きさと言えるのではないでしょうか。
板の表面の化粧として、
額装マットをご利用いただきました。当然、釘を打ち付けた後からマットを乗せることは出来ません。あらかじめ板とマットの両方を準備し、重ねた状態で釘を打ち付ける必要があります。ベース板は木のそのままの質感を活かしたり、色を塗ったりするようですが、額装マットを利用することも一考の価値ありです。
単純に、ベース板の周りにフレームを付けただけの構造になっています。額縁を立体額とし、表面カバーのアクリルを付けることも可能ですが、表面カバーの光の反射や、構造が複雑になることで高価になるといったデメリットがあります。表面カバーで覆わないこちらの額装では、埃や紫外線に対するガードが無い代わりに、前面にせり出した作品を存分に味わえます。