多色のパールがかったペンを使った点描曼荼羅です。
グラデーションがとても美しく、サイズが大きいので近づいてみないと点で描かれている事が分からないほど。パール色のペンで描くと、インク自体が光を反射しますので、黒い紙から浮き出るようなコントラストがでます。ひとつひとつの意匠も眺め飽きないのに、それが集まって織りなす全体像はまさに曼荼羅です。
お客様からお預かりし入れる際、上下を伺ったのですが、上下は定めていないとのこと。マットを
丸い中抜きのデザインカットで、正方形の額でお入れいたしました。額縁は、
アンティーク風の加工が施された、温かみのあるシルバーの額で、模様は程よい規則性があり細か過ぎず、作品の精巧さを際立たせています。写真額装等に使われるオーソドックスな黒マットは切り口が白いのですが、
こちらのマット(カラーコア黒10199)は黒い芯材で出来ています。通常の白い芯材の黒いマットと質感は少々異なりますが、作品の周囲の明度をできるだけ下げたい、作品の微妙な色合いを白い芯の色に邪魔されたくない場合にお選びいただくといいでしょう。