※参考価格は1枚あたりの価格になります。
ご自宅で保管されていた大津絵をお持ちいただき額装いたしました。愛嬌のある鬼の表情に注目です。
大津絵は、滋賀県大津市で江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画です。本来肉筆の大津絵ですが、こちらは多色の木版画になっています。シリーズもので、お客様が長年ご自宅に大切に保管していたものを、定期的に店舗にお持ちいただき額装していました。最近になって、お手持ちのものが全て入れ終わったとのことで、首尾一貫して同じ額装で統一していたため、シリーズを並べれば壮観なのではないかと思います。
シリーズものを額装する方法は様々です。
細かなカード類は、一つの額に整然と並べて入れると迫力が出ます。また、キャラクターの
ポスターなどは、同じ品番の額や、似た形の額で揃えた上で色違いにして、個性を際立たせることも。もちろん鑑賞に徹するために全て同じ額に入れるのもおすすめです。こちらの大津絵は、
落ち着いた和風の隅丸(9755セピア)に、
浅く細かい凹凸と地模様のついたマット(コルク19002)で額装しました。作品のベースの紙の色にもよりますが、こちらのマットは、渋めな額装が好みでも色を暗くしたくない時に使うと、落ち着いた雰囲気で仕上げることができる色合いです。浮世絵のマットなどにはクリーム色(10042)もおすすめです。